2019年度「巨木を語ろう全国フォーラム福岡県・宇美大会」ご報告
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第26回「全国巨樹・巨木林の会」総会と、第32回「巨木を語ろう全国フォーラム」が、2019年10月19日(土曜日)~10月20日(日曜日)にかけて、福岡県糟屋郡宇美町にて行われました。
総会とフォーラムの会場となったのは、宇美町立宇美中央公民館にて行われました。 -
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10月19日(土曜日)には巨木を語ろう全国フォーラムと、フォーラムに先駆けて全国巨樹・巨木林会総会が午前中に行われました。 総会には遠路はるばる大勢の会員がご参加いただき、意見の交換が行われました。 -
- 高橋会長の挨拶に始まり、宇美八幡に伝わる宇美神楽が行われました。
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午後には、いよいよフォーラムのスタートです。だんだんと受付も忙しくなってきます。
お客さんも順調に入り、ほぼ満席に近い状態になりました。
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基調講演は、福岡県林業技術連合会会長の福島敏彦氏の「巨樹・巨木と人々の生活」と題して行われました。
パネルディスカッションは地元にゆかりのある方4名がパネラーとして登壇。 - 全国巨樹・巨木林の会福岡支部の前会長の松尾氏、現会長の佐野氏もご参加でした。
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なかでも宇美八幡宮司の伊藤佳和氏の話は、面白おかしく話していただき、大変印象的で話に引き込まれました。
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ラストには地元宇美小学校の児童により、大会宣言が読み上げられました。 -
福岡県宇美町から、来年の開催地である東京都三宅村に大会旗が引き継がれ、無事フォーラムは閉会となりました。
翌日10月19日(日)は、晴天のもと、太宰府歴史コース、若杉山・沼杉コース、朝倉・小石原コースと、それぞれのコースに別れてエクスカーションが行われました。
ここでは太宰府歴史コースをご紹介いたします。
残念ながら立花山のクス原始林コースは中止となってしまいました。
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宇美八幡からバスに乗って移動し、早速目的地の太宰府天満宮に到着。
近年の中国人観光客の増加によって、とんでもない混雑となっておりました。 - これだけの人数ですと、隊列も乱れてバラバラに・・・・・・門前町では、ほ飛渡ばらけた状態となってしまいますが、神社前では再び全員が集結。
- 巨樹・巨木林の会福岡支部の佐野さんがマイク片手に解説をしています。一般客の方も、それを聞いてふ~~んとばかりに頷いています。
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やがて山門が見えてきました。 -
相変わらずすさまじいばかりの混雑です。御朱印をいただこうと考えていた方もいましたが、時間内にいただくのは無理と判断し諦めた方もおりました。
太宰府天満宮一の大クス、夫婦クスを見学!
こちらは国指定天然記念物のヒロハチシャノキ。
なかなか東日本では見られない貴重な樹種のようです。
ラストに太宰府天満宮の大クスを見てから、全員集合して集合写真も。
天気にも恵まれ、無事にエクスカーションは終了いたしました。 来年度は東京都三宅村での開催となります。 どんな巨樹に出会えるのでしょうか、楽しみにしていたいと思います。来年は火山と巨木の島、三宅島でお会いしましょう。