2010年度「巨木を語ろう全国フォーラム香川県・つるぎ町大会」ご報告
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第17回「全国巨樹・巨木林の会」総会と、第23回「巨木を語ろう全国フォーラム」が、
5月29日(土曜日)~31日(月曜日)にかけて、徳島県美馬郡つるぎ町にて盛大に行われました。
5月30日(日)には総会と全国フォーラムが行われ、前日の29日と翌31日にはつるぎ町周辺の巨木を巡るツアーも開催されました。
今回のフォーラム、新聞やテレビによって報道された影響もあり、会員の方ばかりではなく地元の一般の方々の参加も多く、 会場では500人ちかい大勢の観客の皆さんが訪れ、大変な盛り上がりを見せました。
貞光町、半田町、一宇村が合併してできた新つるぎ町、巨樹王国として新しいスタートの記念行事ともなりました。
会場の貞光中学校前にはたくさんのテントがならび、フォーラム参加の方々を出迎えてくれました。
地元の特産品、半田そうめんも美味。
今回のフォーラムは連日瀬展に恵まれ、初夏を思わせる中で行われました。
新しく会長に就任した高橋会長の挨拶に始まり、全国巨樹・巨木林の会総会が始まります。
遠路はるばる会員の皆さんにお集まりいただきました。
なかには1000km近くも走ってこられた方もいらっしゃったようで、大変痛み入ります。
総会も議事がつつがなく終了し、全国の地方の会の代表の方々からそれぞれ活動報告発表がありました。
それに引き続き平岡副理事の基調講演が行われ、総会が無事終了いたしました。
半田そうめんの昼食後、全国フォーラムの開催です。
芸能人の方も参加し、会場は大変な混雑でした。
地元の子供による「赤羽根大師の大エノキ」の発表もあり、皆さん熱心に耳を傾けておられました。
最後に来年度フォーラム開催の茨城県常陸太田市に大会旗が引き継がれ、大会も無事終了しました。
また、前日と翌日には鶴来町周辺の巨木を巡るエクスカーションも行われ、こちらの大盛況の内に終了いたしました。
「剣山と巨樹をめざしてコース」を簡単にご紹介いたします。
剣山へ登山するには、旧一宇村内を通って向かうこととなり、巨樹の宝庫である町内を通過するのはもったいないと言うこともあり、登山前に3本の巨樹たちにも立ち寄りました。 まず、街道沿いにある葛籠のヒノキです。
さすが2000m近い山だけあり、山頂からの眺めは雄大でした。
また、雲もほとんど無い快晴にも恵まれ、参加者の皆さんは大いに登山を楽しむことができました。
山頂の三角点を前にみんなで記念撮影です。
自然と笑みがこぼれてしまいます。
今回のエクスカーションは、それぞれ4コースに別れて巨樹巡りツアーが開催されました。
1コース : つるぎクラブ定番巨樹めぐりツアー
2コース : 津志嶽のシャクナゲ群落地をめざして
3コース : 貞光二層うだつの町並みと加茂の大クス
4コース : 剣山と巨樹をめざして
天気にも恵まれ、皆さん元気に各コースに出発されていきました。
今回のつるぎ町での総会・フォーラムは、芸能人の参加もあり、今までにない大盛り上がりのうちに無事終了いたしました。
運営に携わった方々へ、この場を借りて改めて感謝を申し上げます。