2008年10月 全国巨樹・巨木林の会 富士北麓観察会報告
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2008年度後半の巨樹観察ツアーが開催されました。
今回は山梨県富士山北麓の巨樹を訪れ、昼食には山梨県名物のほうとうをお楽しみいただきました。
行楽シーズンの土曜日にツアーを設定したため、かなり多くの参加人員を予定しておりましたが、意外にも参加人数は少なく、こぢんまりとしたツアーとなりましたが、これが逆に和気あいあいとした雰囲気を作り出し、皆さん大満足で楽しんでおられた様子でした。
富士吉田までの高速は大渋滞が予想されましたが、意外にも高速は渋滞もせず流れており、予定よりも40分ほど早く北口本宮冨士浅間神社に到着。
境内にある太郎杉や次郎杉を見た後、環境省生物多様性センターの鈴木様と落ち合い、環境省が進める「いきものみっけ」に関するレクチャーを聴きました。
その後、小室浅間神社に移動し、大カツラと流鏑馬の時に大活躍する競走馬のトーワタケシバ号にも出会います。
昼食前には河口浅間神社へ立ち寄り、七本杉を観察します。
そして皆さんお持ちかねの昼食場所へと移動します。
今回は山梨名物のほうとうをいただきました。
ものすごく量が多く、味も合格点。
ただその量から、女性には辛い逸品だったみたいです。
午後に入ってからは道の駅なるさわに立ち寄り、おみやげを購入していただき、最後に精進湖諏訪神社に向かい、精進の大スギ、モミ、諏訪神社の大杉を観察しました。
予定では甲府南ICから新宿まで直行でしたが、少々時間が早く進行しており、いつものように案内役の高橋氏により隠し球の巨樹に連れて行っていただくこととなりました。
それが笛吹市内にある智光寺のカヤでした。
根元には大量のカヤの実が落ちており、皆さん揃ってカヤの実拾いの始まりです。
幼少の頃、カヤの実を食べた方もほとんどいないようで、その調理方法なども話題となりました。
ほぼ予定通りに進行し、新宿には予定より若干早く到着しました。
時期開催を確約し、無事解散となりました。