2022年7月12日 全国巨樹・巨木林の会 第28回観察会 南房総観察会報告

  • 2022年7月12日(火)、全国巨樹・巨木林の会の第28回観察会が千葉県南房総方面で行われました。
     コロナの第7波が迫ってきた様相を呈してきましたが、観察会は無事開催、終了することができました。残念ながら次回の観察会の予定は白紙となってしまいましたが・・・・
  •  東京駅前を定刻よりも10分ほど早めに出発、今回は霞が関インターから首都高に乗ります。雨が心配されましたが、薄日も射したりしてなんとか持ちこたえてくれそうな気配。
    ちょっと涼しいのが何よりもありがたいです。
     順調に首都高を進み、海ほたるには15分ほど早着となり、たっぷりと時間を取り休んでいただきました。
  • 館山道に入ってからも順調、最初の訪問地である「環の大クス」に到着します。

    電線を撮影しているんだか、クスノキを撮影しているのか分からないようなシチュエーションに皆さん苦笑い。小枝が上に伸びて樹冠を形成しており、おそらく主幹を失ってしまったものと思われる樹形をしています。

  • 幹の太さは12mをはるかに超える巨大さゆえ、間近に見るとやはり巨大です。
    大クスのある興源寺境内は巨木の境内、他にも大きなクスノキやスダジイがあちらこちらに存在しておりました。
    次に向かったのが巨樹とは無関係の観光地「大山千枚田」です。
    長狭米というブランド米として知られており、おそらくコシヒカリが植えられているものと思われます。
  • 今回の参加者の形は全員関東にお住まいの方で、棚田を初めて見た方も多いようでした。
    かつては日本全国どこでも見られた風景ですが、東京から2時間足らずで見学できる棚田は貴重な存在です。
  • 売店があったのですが、あいにく火曜は休みとのこと。
    タンポポ珈琲も飲めるのに、残念なことでした。
    昼食は棚田からほど近いところにある「みんなみの里」で里山弁当いただきました。

    酢豚のようなおかずで、量はちょっと少なめでしたがなかなか美味しい弁当でした。
    料金は掛かりましたが、研修室を貸し切っての食事はありがたかったです。
    無印が経営しているみんなみの里、かつては普通の道の駅でしたが、すっかり様変わりしてしまい完全に無印の店と変化しておりました。
    午後には旧天津小湊町の清澄寺に向かいます。

     今回のメインとなる清澄寺、清澄の大スギに到着です。

    集合写真もここで撮影です。今回は19名様の御参加での開催でした。初参加の方も4名様。ありがとうございます。


    縄文杉にも負けず劣らずの大きさを持つだけあって、その迫力は日本有数の大スギといえるでしょう。

     ほとんどアメリカにあるセコイアデンドロンといっても良いような雰囲気。

    広大な境内には大クスもあり、時間を長めに取ったこともあり、皆さんそれぞれに楽しんでおられました。

     そして勝浦市の名木地区にある「上野村の大ジイ」へと向かいました。

    10年ほど前に大枝が削げるように折れましたが、その影響もなく元気な姿です。
    スダジイとしては樹高も高く、とても見栄えのするスダジイの名木でした。
    まさに地名と同じ、名木そのものです。

  •  最後に向かったのが君津市の賀恵渕のシイ。

     大枝のほとんどが伐られてしまって樹形はこぢんまりとしてしまいましたが、迫力だけは以前の威厳を失っていませんでした。

    このスダジイの最大の特徴だった横に伸びていた大枝も伐採されてしまいました。
    しかし、この樹の凄まじい表情には皆さん大満足だったようで、大満足されていたようです。
    最後に近くに新しくできた道の駅「木更津うまくたの里」でお土産などお買い物を楽しんでいただき帰路につきました。
    帰りの首都高も順調に流れており、東京駅には予定よりも20分ほど早く到着、解散となりました。雨にも降られず、大満足の一日となりました。