2023年11月1日 全国巨樹・巨木林の会 第34回茨城県大子町の巨樹観察会報告

  • 2023年11月1日(水)、全国巨樹・巨木林の会の第34回観察会が茨城県大子町、栃木県那珂川町方面で行われました。
    天気予報も晴天の予想、気温は25度まで上がる予想の中、11月でありながら確かに汗をかきながらの観察会となりました。
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  •  最初に訪問したのが近津神社の鉾杉と都々母杉。
    以前と比べ、境内の管理が少々行き届いておらず、過疎化が心配されるところです。
    鉾杉はとても素晴らしいスギなのですが、頑丈な鉄柵が見栄えをスポイルしてしまっているのは残念の一言。
    もう少しなんとかならないのかと、皆さんから意見が出ておりました。

    なかなか雰囲気のある境内です。。

    鉾杉はこの巨大さですが、まともに写真が撮れません。
    柵の隙間からレンズを挿入、広角で撮影したのがこのカット。
    お昼は「道の駅だいご」で皆さん思い思いに食事をお摂り戴きました。

  • 午後に入り、まず向かったのがだいご小学校。
    かつて水戸藩の郷校であった文武館があり、ケヤキがたくさん茂っていたといいます。
    現在も3本の大ケヤキが校庭の東側に残っており、見学させていただきました。
  • 集合写真も、こちらで撮影です。
  • グラウンドには鉄棒もあり、初めて見る逆上がり養成ギブス!・・・・・。
    なかなかの発明品だと思われます
  • 一部の方が逆上がりを実際にやっておりましたが、まだまだお若い!

    次に向かったのが上金沢にある法龍寺のイチョウとカヤです。
    イチョウは関東最大クラスの大きさで、さすがに圧倒されるほどの大きさを誇っています。黄葉には、まだ2週間ほど早かったようですね。
  • 境内にはカヤの巨樹も存在します。
    無住の寺のようですが、なかなか綺麗に管理されており、特に苔の綺麗さは特筆物といえるでしょう。

    いよいよ最後の巨木ですが、栃木県那珂川町に入り道の駅馬頭に立ち寄ります。
    ここに隣接するように向田神社があり、大ケヤキが存在しております。
    このケヤキ、なんといっても樹高が40m近くもあり、全国で最も背の高いケヤキの一本なのです。
    ケヤキ見学後は、皆さん道の駅馬頭でお土産を購入。
    東北道も渋滞なくすムーズに東京駅まで帰ってきました。15分ほどの早着。
    満足度の高い観察会でした。

    東京駅もライトアップされ、いい雰囲気です。
    コロナの規制が緩和されてから、目に見えて人出が増えております。