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巨樹観察会
 
青森県十和田市で日本一のブナ(単幹)を確認。
全国2位のシナノキも確認
白神山地で幹周5m以上のブナを次々と確認。

2007年10月27〜

青森県の会員、高渕氏よりブナ発見との連絡があり、確認作業に行って参りました。
十和田市の十和田湖にちかい奥瀬の山中にて、幹周6.01mの単幹としては日本最大のブナを確認いたしました。

ちょうど紅葉時期で、ぶなも黄色く色づいた樹冠いっぱいに葉を茂らせており、まだまだ元気な若々しいブナでした。
これだけの大きさのものが手付かずで残っていたことは、奇跡的と言えるのかも知れません。
また樹高も29mあり、スラッとしていてすがすがしさを感じさせるブナの巨木です。

午後には奥瀬の山中に入り、シナノキの巨木も確認することができました。
こちらは日本で2位の大きさとなるシナノキです。

蔦温泉から山中に分け入り、松森沢の源頭部に近い平坦な地にあります。
幹周は8.54mと、シナノキとしては全国2位の大きさとなります。
大きな空洞を抱えていますが、樹勢は旺盛のようで、付近には数本のシナノキも生育しておりました。
ここより300mほど上流にもかなりの大きさを誇るシナノキの巨木があり、こちらも幹周7.29mで、全国有数のものと確認。
シナノキの巨木がこれだけ密集して生育する地は聞いたことが無く、非常に貴重な生息地と言えるでしょう。

なお、この調査の詳細は10月29日の東奥日報にて報道されております。

同時に、白神山地にもブナの巨木があるということも連絡を受けており、同時に調査を実施してまいりました。
白神岳登山道付近に立つブナです。

かつてより登山者には知られた存在だったようですが、ほとんど話題に上ることもなくひっそりとした佇まいの巨木です。
登山者は皆このブナに登山の安全を祈願してから山に入っていき、「山の神」と呼ばれ親しまれているようです。
幹周は5.3mありますが、合体木と考えられています。しかし現時点では、白神山地最大の太さを持つブナであると思われます。

また、鰺ヶ沢町のくろくまの滝近くの斜面にも幹周5.14mのブナを確認しました。
注意して眺めていると林道からもその姿を確認することができます。

名称もまだ無く、地名から「くろくまのブナ(仮称)」と呼ぶのが妥当でしょうか。
案内人の高渕氏によると2本のブナが合体したものらしく、単幹ではないのが残念であると・・・
こちらもアクセスが便利で、開発次第では観光名所になる可能性も秘めております。

残念ながら、もう一本の白神最大と目されるブナは、当日ブナの周辺でツキノワグマが目撃されたことから調査は断念することとなりました。


群馬県みどり市東町に関東2位のカツラを確認。

2007年5月6日

群馬県みどり市東町にて、幹周10.63mのカツラの報告があり調査に向かいました。
こちらは関東で第2位となるカツラの発見です。
どちらも主幹の折損などが見られますが、まだまだ元気な姿でいまだ成長期にあるカツラのようです。案内人がいなくては到達不可能な樹です。

所有者の方の話によると、樹齢は推定1000年とのこと。
管理釣り場「シャロムの森」が所有しているカツラで、誰でも見ることが可能です。
興味のある方は是非現地にGO!


九州で日本一のアコウ、日本2位のイチョウを確認しました。

2006年12月〜1月

九州の熊本に大きなイチョウがあるとのことで、現地入りをし確認して参りました。
場所は熊本県美里町の山中。甲佐岳中腹の静かな山村内です。
イチョウは雄株で、幹周りが15.25m、樹高は25mあり、青森県の北金ヶ沢のイチョウに次ぐ、全国で2番目の大きさを誇るイチョウを確認いたしました。
樹勢は良好で、目立つ痛みもなく元気な様子です。

また、鹿児島県指宿市にある信楽寺のアコウが日本最大ではないかとの連絡を受け、訪問して計測を行って参りました。
実測の結果、幹周りは13.78m、樹高は22mで、こちらは日本一のアコウであることを確認いたしました。

じょうもんの森をつくろう会の田中様、永田様にはお世話になりました。この場を借りてお礼を申し上げます。


 新発見の巨樹 青森県 深浦町〜西目屋村 白神山地のカツラ

2006年8月9日

2006年8月、青森県内の白神山地にて巨大カツラが見つかったとの報をうけ、確認調査を行ってきました。
ご案内は全国巨樹・巨木林の会会員、十和田市在住の高渕さんにお願いいたしました。
 西津軽郡深浦町の岩崎地区から白神ラインを遡り、カツラの見つかったとされる井戸股沢林道の入り口に到着。林道が通行不可のため上流部まで徒歩での調査となりました。
道なき道を約30分ほどで目的のカツラに到着です。

巨大なカツラですが、大きな株3本から形成されており、株立ちのカツラとして計測します。
その結果、最大の株は幹周り約9m、他に8m、5mと計測されました。
このカツラの規模の大きさを実感するため、株立ちに関係なく全周を計測してみると22.5m。
まさに全国最大クラスのカツラの確認です。
白神ラインをさらに奥に進み、一ツ森林道のカツラも調査してみます。

ここのカツラはいまだに幹がしっかりとしており、1本の幹として計測できました。
結果は15.9mと、こちらも全国最大クラスのカツラを確認することが出来ました。
更に暗門の滝駐車場脇のカツラも計測。

こちらも1本の幹として12.15mを計測しました。
最後に清秋林道終点から谷をひとつ隔てた大川のカツラにもご案内いただき、詳細データを採って参りました。

こちらは重量感豊かなカツラで、幹周りは12.8mあります。

白神山地はブナの宝庫として有名ですが、林道沿いだけでもこれだけのカツラの巨樹が確認されたことで、ほとんど調査の入っていない奥地の沢沿いなど、まだまだ未知の巨樹が発見される可能性が高いと思われます。今回の調査で白神山地には、カツラの巨樹がまだまだ潜在しているだろうと思われる結果となりました。



 新発見の巨樹 秋田県・宮城県 千年ネズコ


2005年9月

2005年9月下旬、巨樹情報センターに、ネズコの大きなものがあると秋田県湯沢市より連絡が入りました。
 10月18日に現地を訪問し、国道108号線から軍沢岳斜面をヤブ漕ぎをしながら登ること約10分。巨大なネズコが現れました。
 計測の結果、幹周は9.42mで全国で最大のネズコと確認しました。



市の職員の方が、宮城県にも同様の大きなネズコの所在を知っており、早速宮城県栗原市にも遠征し、栗駒山麓の山に分け入りました。
 こちらは重量感豊かな立派なネズコで、ひと目見てさらに大きなネズコである事が分かります。計測の結果、幹周は10mジャスト。

 

先に計測した湯沢市のネズコよりも、さらに大きなネズコの確認です。

 



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